今を楽しむか、老後に備えるか。それが問題だ。
くちぽて(@kuchipote)です。
老後に2000万円必要というレポートを受けて証券口座の開設が増えているみたいですね。
色々と言われてますが、このレポート自体は単に現状をまとめたものです。
老後にお金が必要なのは明白な事実です。
でも、将来のためだけに今を我慢して生きるのも違うような気もします。
残りの人生の中で今日が一番若い日ですから。
父や母は定年を迎えて、お金も時間もある状態ですが、体の不調もあり、旅行に行きたくてもなかなか行けない状態です。
やりたいことを我慢して生きる間にあっという間に過ぎていってしまう。とはいえ将来に向けてお金が必要・・
資産形成に向けて頑張ってると、そんな葛藤に苦しみます。
今を楽しむ派
・今この瞬間が楽しいのが重要
・将来のことは分からない
・考えるのが面倒なので目の前の楽しいことをする
・・・
今を楽しむ派の人の中でも、考えは千差万別ですよね。
ただ、
「今を楽しむこと」=「将来に向けた準備を考えることをやめる」
ことは違うと思うのです。
老後に備える派
・将来に役に立たないものに意味はない
・楽しみよりも自己投資
・やりたいことを諦めて貯金に回す
・・・
正直、私は早くからこちら派でした。
私は昔から家が貧乏でしたので、お小遣いはなく、楽しみは近所の年下の友達が読み終わったジャンプをもらって読むことでした。
小・中学生のころはケチで、将来に向けた貯金をしてました。
今考えると、貯金せよと言われていたのでやってただけでしたが^^;
そして、省エネ主義で、部活で燃えている人をみて、「プロになってお金稼げるわけでもないのになぜあんなに熱心にきついことできるんだろう?」と本気で思ってました。
その後、何を間違ったか、大学では体育会の部活に入り、「プロになれるわけでもない」のに真剣に部活に打ち込んでました。
けど、そのときが一番楽しく生きている実感がしたと断言できます。
そこで気づいたのは、「何かを好きなことをしている瞬間が一番楽しい」ということでした。
それで、将来のためになるとか、お金が稼げるとかを最初から考えていたら、部活に入ってませんでした。部活に入ってなかったら、1番楽しく生きてる実感を感じられることもなかったかもしれません。
今と将来は矛盾する関係でもない
「バランス」これが幸せになれるコツかもしれません。
議論的には白黒つけないと面白味はないですが、バランスをとることが幸せにつながる という思いがあります。
資産形成の面で、将来を見据えつつ、今を幸せに生きるには、メリハリが大切です。
自分が幸せを感じられることにお金を使い、特に幸せを感じないものは徹底的に削減する。
もちろん、その中でお金を貯める過程も楽しめたら、なお良いですよね。